本の話
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伊藤羊一『1分で話せ』を読んで、初めてのプレゼンを乗り切った話

トラ
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虎(@jiko82098602)です。

皆さんはプレゼンは得意ですか?

お恥ずかしいことに、僕はアラサーになる今まで人前でパワーポイントのスライドを見せながらプレゼンをしたことがありませんでした。

しかし先日ひょんなことから、50人程の前でプレゼンをする機会をいただきました。

人生初のプレゼン。

何をしたら良いか分からない。

そんな中で、伊藤羊一著『1分で話せ!』と出逢いました。

今回は、この書籍でも紹介されているプレゼンに必要なことについて解説していきます。

結論;初心者プレゼンターが心得ておくことは3つだけ


初心者が多くを詰め込もうとしても、絶対に中途半端に終わります。
かといって何もしなければ悲惨な結果になることも分かっています。

ではいったいどうすればよいのでしょうか?

その答えをまとめます。

初心者プレゼンターが心得ておくこと
  1. 正しいゴールを設定する
  2. 伝えたいことはピラミッドで表せるか?
  3. スライドも言葉も”スッキリ”が原則

ひとつずつ解説していきます。

1.正しいゴール設定をする

プレゼンにはゴールが必要です。

商談成立でも商品の販売でもかまいません。

共通しているのは、結論もしくは行動を引き出すこと。

このゴール設定を間違えてしまうと、話は上手かったけど後に何も残らないプレゼンとなっていしまいます。

自分のプレゼンのゴールが「理解してもらう」になっていないか?

プレゼン本番前に一度考えてください。

2.伝えたいことはピラミッドで表せるか?


ゴールの設定ができたら、次はスライドと話の構成を固めなくてはなりません。
頂点に「結論」があり、その下に結論を支える「根拠」を置く状態。
一般的にいう「MECE(もれなくダブりなく)」の状態です。

この書籍では、3段構成として「根拠」の下に「事実・実例」をあげることを推奨しています。


実例をあげることで、根拠に対する信頼を得ることができます。

スライドも言葉も”スッキリ”が原則


僕もそうでしたが、初心者はとにかく情報量を多くしがちです。

スライドは文字がぎっしり、話すことは早口で長時間。

ただでさえ緊張しているのに、

これではプレゼンする自分自身が混乱してしまいます。

とにかく”スッキリ”させましょう。

スライドは1スライドあたり1メッセージで余白を多くとる。

早口ではなくゆっくりと自信を持って話す。

プレゼン本番ではこれだけ気をつけてください!

僕はこれを心がけていても緊張で早口になったり、口が乾いて言葉が出てこない場面がありました(笑)

市場にあふれる初心者向けのプレゼン本

Amazonの本ジャンルで「プレゼン」と検索すると3000件以上のヒットがあります。

その中には『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』や、『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術』など、読むだけでご利益のありそうな書籍も多くあります。

いくつか読んだのですが、確かに書いてあることは初心者から見ても素晴らしい。

しかし、すぐには到底身につかないハイレベルなものに感じました。

初心者の方はすぐに取り入れやすいノウハウ多めの書籍を1冊読むべきです。

もし自分で選ぶのが難しいようであれば、プレゼンの上手な同僚におすすめを聞いてみるのが良いでしょう。

僕がプレゼンで参考にした資料

僕がプレゼンにのぞむにあたって参考にしたのは、今回紹介している書籍だけではありません。

スライド、話し方それぞれで参考にしたコンテンツがあります。

まとめ。プレゼン初心者こそシンプルに徹しよう

はじめにお伝えした、初心者の心得を再度紹介します。

初心者プレゼンターが心得ておくこと
  1. 正しいゴールを設定する
  2. 伝えたいことはピラミッドで表せるか?
  3. スライドも言葉も”スッキリ”が原則

この3点に気をつけていれば、そつなくプレゼンをこなすことは可能です。

可能であれば、人前で話す緊張に勝てるよう友人や家族の前でプレゼンの練習をしておくのも良いです。

僕はこの事前練習をしていなかったので、声も手も震えて非常に恥ずかしい思いをしました。

この事前練習についても『1分で話せ!』には書かれているので、プレゼン初心者はもとより商談で緊張してしまう営業マンの方にもおすすめの書籍となっています。

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小虎
小虎
地方から東京に来た人
東京でひとり暮らしをしている社会人。 日々Excelなめなめと調整役の仕事に追われていますが、QOL向上に日々努めています。
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